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金色のパラソル

姉は舞を極めて散っていった。
妹は彼方から土産を持って帰ってくる筈だ。

―――

 彼女の自慢は金色のパラソル。彼女に言わせればそれは自慢ではなくて宝物、なのだそうだ。
彼女はそのパラソルで誰も見た事のないものを見せてくれたけど、彼女はそれがチームワークの賜物だという事を良く知っている。

―――

 いい加減歳も歳だから、せっかくのパラソルを使えなくなるのは覚悟してた。とりあえず約束した事は倍にして返したつもり。妹が帰ってくるのを見られないのは残念だけど、ぎりぎりのピンチの連続の妹に私のツキを譲れるならぜひとも渡してあげたい。今の私にそれが出来るなら、出来る事なら何でもしよう。

 だって、同じ芸術の女神様の名前をもらった姉妹じゃないの。あなたはもう十分働いているけど、どうせなら満点の上を取って欲しいじゃない。さあ、そこでふらついてる場合じゃないわ。目を覚まして、こっちに顔を向けて。ここに帰ってくる方法は、きっとある。

 悪いけど、私は先に休ませてもらうね。余ったツキはあなたが使いなさい。あなたの翼は、まだちゃんと使えるわ。

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経県値

えーと、160点台?

 そう、経県値なるものがあるというので測定してみました。「降り立った」と「歩いた」の線引きが難しいような気もしますが、161点と相成りました。上には上がいるので何とも言えませんが、平均すると1都府県あたりの在住期間が6年ちょっとってのはいいんだか悪いんだか…。

 仙台に住むようになって1年半ほど経ちますが、その間に福島と青森以外通過のみだった東北が「歩いた」以上になりましたし―主に出張で―、新潟もそう。何故かこの夏には空白地帯だった南九州を一気に制覇。完全に未踏の地となるのは沖縄のみというところまでは追い詰めました。いや、多大な犠牲も払いましたけども。関東がほとんど「歩いた」止まりなのは東京在住時には日帰り圏内だったからですね。温泉趣味とかあればまた違ってくるかもしれないのですが…東京から行った事のある温泉地というと伊豆くらいのものでした。関西方面も似たような傾向があるのですが、三重県は何故か泊った事があります。そう、会社の保養施設に―元は社長の別荘という噂があったな―。

 ちなみに、自分のバイクで走った範囲は青森以外の本州、高知以外の四国。自分の車で行った範囲だと青森・秋田・島根以外の本州のみ。自分の車ではないが自分の運転で走った範囲なら島根以外の本州のみ。…何かしら行った事のあるところって、要するにJR線の走ってる範囲だけかよ…。

p.s.以前コメントを頂いた涼さんは170点との事。すごい…。

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質問掲示板

質疑応答の形をとったコミュニケーション活動、と思ったほうがいいのか?

 いや、最近あちこちの質問掲示板を眺めているんですが、正直言って「スゲェ」ですね。質問が「こんなとこで聞く前にぐぐったらどないやねん」とか、それに対する回答が「をいをい思いっきり間違ってるぞ!」ってのがとても多くて…。

 Yahooとかgooの場合だと、質問者が回答に対して評価を加える事が出来るシステムになってますが、これまた問題ですよね。だって、何にも知らない質問者が全く的確でない回答に高評価を付けても締め切り後は誰も訂正できないんですから。Yahooやgooの現行のシステムだと、評価するのは質問者だけであることに起因する致命的欠陥が避けられないですからね。質問者は大嘘教えられても見抜けない事が多々ある訳で、質問者の評価だけが回答者の評価ランクに影響するってのは結局のところ回答者の質を保証出来ない→質問者のメリットにならないと思うのですが、どうでしょう?ポイント制(いい加減な回答をすると評価されない)を取る事で評価される回答をしようというインセンティブが発生するのは確かですが、「やる気満々実力皆無」な回答をフィルタリングできないと評価値=信頼性には繋がらないですからねぇ。絶対的な正解のないタイプの質問に対する回答なら私の感覚と質問者(評価者)の感覚の違いとして「まあそんなもんか」」と納得も出来ますが、「そんな嘘教えちゃまずいだろ」ってのもちょくちょく見かけますので…。

 あと、質問者のタイトルの付け方や質問の本文も研究の余地がありますよね。投稿の多い掲示板(≒閲覧者も多い)であれば凡庸なタイトルを付けても見落とされますし、何が聞きたいのかさっぱり分からない本文ではまともな回答を得るまでが大変―大抵の場合回答者が―。もっとも、まともな質問文を書ける人には総じて「たまたまその分野は門外漢だが他の分野ではエキスパート」といった印象があります。普段自分が回答者やってれば「どう書けば疑問点が良く伝わるか」は身に染みて判りますからね。

 ええ、でも、「ぐぐった方が早くて正確だって、絶対…」と思われる質問が多いと思います。検索というスキルはインターネット利用には不可欠だと思うんですが…最近の検索エンジンは的確なキーワードを与えればかなりいい結果を得られますしね。そんな訳で、私の場合は掲示板では質問するより回答する方が圧倒的に多いです。

 掲示板ではありませんが、メーカー等のメールサポートのやり取りも似たような傾向があります。この場合は回答者の質は保証される…と言いたいところですが、そう言い切れないのが悲しいところです。いや、技術面のレベルはともかく、「いや、お客様はそういう質問をしているのではないと思うがどうか?」てな回答とか「そこに読点を打った意図を200字以内で説明してみろゴルァ」てな回答とかまあいろいろ…。大変なのは分かるんですけどね、私もサービス部門で働く身な訳ですから。でも、改行の入れ方が適切でないなどの理由で死ぬほど読みにくいメールをちょくちょく流すのはどうにかならんもんだろうか…。

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G'zONE Type-R

色は緑。

 携帯電話の機種変更をしてから2ヵ月半ほど経ちます。前に使っていた機種が気に入らなかった訳ではないのですが、8ヶ月ほどで換えてしまいました。その前のは2年半ほど使ったのでなんだかなぁ。

 決め手はただ一つ、「現行機種唯一の防水仕様」だからです。色は他に黒と赤があった訳ですが、風ちゃんファンだしカワサキ乗りだしでほとんど迷うことなく決定。私の場合、赤はほぼ対象外、黒はテンキー部の照明色が気に入らないという理由で没にしました。ディスプレイの付いている側に装着するプロテクターは3種類ありますが、私は出っ張りがあるのは邪魔だという理由で一番出っ張らないタイプのを装着しています。まあ、付属の工具でいつでも交換できますが。

 CDMA 1x WIN機種からWINでない機種に変更という事でグレードダウンではあるのですが、JIS7級防水(水深1mで30分の水没に耐えられる)ってのはバイク乗りには代えようのない魅力でございまして、かなり高い費用―半年は過ぎていたとは言え、1年は経ってなかった―を払うだけの価値はあったと思っています。ええ、今のところその防水性能を確かめる機会は来てませんけど。

 使い勝手ですが、防水の関係でキャップ類の開け閉めが若干しにくい―ゴムパッキンが付いている―くらいで、後は他のau携帯と大差ありません。キーが若干重いかと感じなくもありませんが、個人的には許容範囲です。受話スピーカーの音の指向性に癖があるというか、真ん中をまっすぐ耳に向けないと音が小さく感じるのは多少慣れを要するかもしれません。その前に使っていたのが同社のW21CAなので操作系に違和感を感じる訳はないと言うか、ソフトの細かい仕様がブラッシュアップされている分心地よく使えます。かな漢字変換の性能もアップしているように感じますが、学習能力が高すぎて記号入力の際に癖を感じる事がたまにあります。特筆すべきはサブディスプレイが昔ながらの?モノクロ液晶である事です。昨今はここにも高画質のカラー液晶を持ってきたりしてますが、日中の屋外で見難いとか消費電力を抑えようとして表示を止めてしまうので結局メインディスプレイを見なければならないといった製品もあるようです。その点このモノクロ液晶は常時表示状態なので時計代わりに使うなどの状態では便利ですし、明るい場所での視認性も良好です。メインディスプレイは今時では普通のQVGAカラーですが、まあ普通に使えます。

 W21CAから明らかにグレードダウンした部分は通信速度とカメラ機能でしょう。通信速度はWIN対応かそうでないかの仕様の違いなので置いておきますが、カメラの感度が下がったのはちょっと辛い面があります。最大解像度も下がってますが、私はデータ量や処理の重さを考えてほとんどVGAモードでしか使わないのであまり気にしていません―基本的にWebの素材に使う程度ならVGAクラスで事足ります―。それを補うためかどうかは不明ですが、LEDによる照明機能は若干明るさアップしているように感じます。AFから固定焦点になったのもマイナスといえばマイナスですが、W21CAでもレスポンス優先の為固定焦点モードで使っていましたし、やけに凝った機構でマクロ焦点だけは切り替えられるのでバーコードリーダーなどもちゃんと使えます。ただ、側面ボタンでシャッターを切れるものの、確定→保存は方向キー中央にある決定キーを押す必要があるというのは?な仕様です。W21CAはシャッターボタンを続けて押せば良かったので、そこだけは違和感があります。

 あと、私はほとんど常時マナーモードで使っているのであまり気にならないのですが、ディスプレイ開閉時にライトセーバーのような音が鳴り響くとか、電源オン時にレース仕様スープラのレーシング音が(画像と一緒に)出るってのは…?方向キーがディスクブレーキのローターを模しているとか本体内側がカーボン調のデザインになっているとか、そういう方向を意識しているのは分かるんですがスープラはねぇ…。KDDIがトヨタのグループ企業だからそういう事になるのでしょうが、確か赤はドゥカティをイメージしてるんじゃなかったっけ?今やトヨタの関連企業となったスバルのWRC車両のエンジン始動音を鳴らしてくれるんなら許しますが。いかがでしょう、WRブルーのボディを持たせて限定バージョンとして売るってのは?

 …いや、W21CAから機種変した理由が「ツーリング中に雨に降られて壊したから」なので、何はなくとも「完全防水」ってのは外せない要件だったんですよ。これでキャリアを換える必要があったらまた考えたと思うのですが、同キャリアなのでほぼ迷う事無く…。「羹に懲りて膾を吹く」状態だというのは分かってたんですが、W21CAを分解してみたら―職業柄、特殊ドライバーは職場にある―普通の携帯電話が耐水性をほとんど考慮せずに設計されているというのがよくよく分かってしまったのです。恐らくは日常生活防水レベルもクリアしていないと思われます。してたらカタログなどで謳うだろうしね。で、G'zONEに換えてから気付いたのですが、私はシャツの胸ポケットに入れて持ち歩くのが普通ですが、夏場などに大汗をかいただけで表面が結露した状態になるのですね。W21CAの時にもその前(A3012CA)にもそういう経験はなかったのですが、同じような湿度なら当然どこかが結露していても不思議はない訳で…本体内部でじわじわと結露していた可能性が高いのではないでしょうか。たまに「濡らした記憶がないのに故障した携帯を水濡れ扱いにされた!」という話を目にすることがありますが、高湿度の環境に置くだけで内部が結露するなら同じことです。携帯電話の場合は水濡れ検出サイン―赤の小さな水玉模様―がありますし、修理技術者が見れば実はそんなのがなくてもだいたいどこから水が入ったか位は分かります。

 携帯電話を頻繁に買い換える趣味はないので当分は使い続けるつもりですが、同等の防水性能+高速データ通信な機種が出たらどうするか…。いや、G'zONE Type-Rが発表された時に「WIN版が出たら買い換えるか」とは言ってたのですが、ツーリング中に濡らして壊すというのは想定外だったよ―ジャケットの防水ポケットに避難させたのが裏目に出たのさ、ポケットの防水性が低下してたもので―。それにしても普通の機種は日常生活防水レベルですらないのに、みんな平気で使えるよねぇ…。5気圧防水の腕時計ですら水で壊してしまう私には、機能はともかく見た目が一番の選択理由になるのが信じられないよ。

 W21CAですが、自慢の液晶が再起不能になりつつある中で、全てのデータを完璧に守りきってくれました。自力でメモリーカードへのバックアップも出来たし、販売店でのデータ読み出しも正常に出来ました。短い期間だったけどいろいろ役に立ってくれたいい奴でした。本当に、ありがとう。しかし3台続けてカシオか。

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