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食玩に手を出さない訳

ガチャガチャ(私はガシャポンなんて言わないぞ!)でも一緒だが。

 2/4のエントリに付けてもらったコメントで紹介されている鉄道むすめフィギュアですが、最近この手のものはいわゆる食玩を中心に多種多様なものが出ております。中にはANAのように自ら出しちゃうような会社もあったりして。

 で、私はこの手のものにあまり食指を伸ばさないというか興味を持続されないタイプのようです。収集癖は人並み程度にはあるような気がするのですが…。何故だろうと自問してみると、「割に合わないから」という結論にたどり着きます。昨今のはこの手の商品に詳しい人たちが口を揃えて「この値段でこれほどのクオリティとは!」と太鼓判を押すにもかかわらず、です。だって、これだったらコストパフォーマンス悪いもん。

 私が実感したのは「王立科学博物館(第1期)」シリーズを1個買ってみたときの話です。もう3年位前になりますが…。1個315円(税込)で9+1種類(MONOマガジンの特別付録を除く)あった訳ですが、あっさり挫折しました。「海洋堂が作っても300円は300円だなぁ」と。こんな事書いたら作っている人には怒られるでしょうが、でもやっぱり300円で売るものに500円のコストをかける事はあり得ません。人件費の安いところで生産してコストパフォーマンスの改善は行われている訳ですが、でも10種類揃えようと思ったら10個買ってもまず揃わない訳で、比較的いい方と考えても3倍くらい買わないとまず揃わないでしょう。とすると9000円は出さなきゃいけない。値段を3倍にしたからといってクオリティが3倍になる訳じゃありませんが、300円を前提にしたクオリティと900円を前提にしたときのそれとではやはり同じにはなり得ません(同じだったら暴動が起こるでしょう)。ほら、900円出して300円のクオリティしか得られない訳です。コストパフォーマンス悪いでしょ?

 私はさほど裕福な家庭で育った訳ではないので(貧乏と言うほどでもないですがね)そういう思考になるのかと思ったのですがそういう訳でもないようで、「残りわずかな財産をパチンコ(競馬でも何でも構いません)つぎ込んで全部すった」話もよくあるように一発逆転にかけるというパターンもありますから、単に私のギャンブル志向が低いだけでしょう。同じ金を出すならいいものが欲しいという点はそう違わないと思うのですが、だとしたら確実にいいものが欲しいというのが私の中では高いプライオリティなのでしょう。

 いや、売る方の事情もある程度は理解できるんですよ。出せば高くても確実にヒットを見込めるものならそうやって出したっていい訳ですし、単価を下げて間口を広げた方が良さそうだという判断もあるでしょう。でも現実には「色だけ変えてシークレットなどのバージョン違い扱い」のように量産規模を拡大しつつ販売単価を下げない方策としてこのような販売形態をとっているだけだったりします。アイテムというかシリーズによっては「前シリーズから型は流用、色だけ変えてニューアイテム」なんて事もやっている訳で…。そういうので味を占めたところはその後もやるでしょうから、私個人はクオリティにも期待できないだろうなという判断が出るかもしれません(浮いたコストを新アイテムの開発資金につぎ込むという選択肢を取るところならば話はもう少しいい方向になりますが)。

 そういう意味ではレア(と思われている)分野が食玩という形で商品化されるんだから悪い話じゃないような気もしますが、どうもこの手のブームを支えているらしい世代の端くれとしては「このクオリティのものを部屋に飾っておくのは気がひけるなぁ」というのが正直なところです。どうせ箱買いするのはある程度以上の世代なんですから、同じ金かけるならクオリティ重視な選択する人がもっといてもいいような気もしますがねぇ。

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