« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »

鶴丸は消えず

敢えてGPSデータは入れてない。

TsurujalやっぱりJALはこっちの方がいいと思うんだ。

 いや、いわゆるナショナルキャリアとしてはカンタスのカンガルーとかインドネシアのガルーダとか、速い系か鳥系がいいと思うのよね。でも速いと言っても割とどこにもいるような動物はどうかという気もするし、鳥だって猛禽は軍関係を連想させるしで使いにくそうだし。…となるとタンチョウを連想させるJALのツルは非常にいい選択肢だと考えています。日本の国鳥はキジな訳ですがキジって空を優雅に飛ぶイメージじゃないし。

 文字の入れ方とか細部のリファインで十分現代に通用すると思うんだけどなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

本当はすごいセンチメンタルグラフィティ

結構すごいんよ。

 その筋?ではクソゲーの代表格とされていた時期もある(というか、もう発売後10年だから忘れ去られている)ゲームに「センチメンタルグラフィティ(以下センチ)」ってのがあります。いわゆるギャルゲー(非18禁)のジャンルに分類される奴です。ギャルゲーなので当然?主人公キャラクターを操作?して全12人の女の子キャラクターを口説くという流れなのですが、何がすごいっていわゆる「暗黒盆踊り」と称されるオープニングとか真冬の北海道で野宿して平気な主人公とか突っ込みどころ満載…ってのがクソゲーと呼ばれる所以でしょう。しかし実際のところは12人全員に会わないと先に進めないプレイステーション・セガサターン版のシステムが「(特定の)○×ちゃん萌え~(”も”のところで鼻をつまんで読んでください)」ってやりたかったプレイヤーのニーズとが合わなかったというのが大きいでしょう(後日発売されたWindows版ではいわゆるオンリープレイでも先に進めるように変更されたが難易度は通常プレイとほとんど変わらない)。何せ元々12人同時に付き合って最後に一人を残して全員振るというナンパゲームとして企画されたシステムに純愛系のシナリオを載せるという暴挙をやらかしてできた産物なので、いたるところに齟齬があると指摘すればきりがないというのは間違いないところです。

 ではそれが比率が低いとは言え熱狂的な支持を得るに至ったかというと、ひとえにキャラクターが魅力的だからという点に尽きます。なんだかんだ言ってもギャルゲーたるものキャラクターが魅力的でなかったらプレイしてもらうに至らないのです。バグがひどくてプレイに至らないといった欠陥商品レベルの話はおいておくとして、操作性抜群だがつまらないキャラクターしか出てこないギャルゲーと出来の悪いシステムだが魅力的なキャラクターの出てくるギャルゲーとどっちがいいと言ったら、普通は後者の方が評価が高くなります。センチの場合は発売延期がかなり繰り返されてその間キャラクター商品を出してしのぐという事を繰り返していた関係で、実際にゲームが出てきた際に齟齬を徹底的に叩かれちゃったというのが不幸といえば不幸でした。でも発売前のゲームのキャラクターグッズがそれだけ売れるってのはルックスとか設定の一部だけでいろいろ盛り上がったということで、それはそれですごいんですよ。

 センチのキャラクター12人は全員主人公と(元)同級生なので歳は同じというのはよく知られていますが、実は他のゲームではよくあるメインヒロインという存在はいないとか人外の存在といった特殊な設定のキャラクターはいないという点はあまり指摘されていないように感じます。良くも悪くも出来るだけ12人全員を同等に扱うようなキャラクター設定がなされているのです。こう書くと「○×とかぶっ飛んだ設定じゃないか」とか指摘されそうですが変なしゃべり方といったところで語尾に「りゅん」がつく(えみる語:かつてののりピー語と大差ない)とか金持ちといったところで蔵を漁ると国宝級の物がごろごろしてるとか、まあその程度です。それで12人のキャラクターに対してそれなりの差別化を出来ているのですから大したもんです(と言い切りたいところですが、実はシステム自体が強固なキャラクターが出来る構造なんだねこれが)。「属性」の順列組み合わせで生成された希薄なキャラクターとは一味も二味も違うのが魅力の筈なんですが、幸か不幸か順列組み合わせに配置された「属性」があれば脳内で補完して萌えられる(というか属性で萌えているので余計なものがあると邪魔と認識されているように感じる)人が多い時代にあってはどうなんだか…。ただ、強力な「属性」に頼って辛うじて頭数を揃えたようなゲームも多々ある中できちんとキャラクターを作りこめる事を実証している点はもっと評価されてもよいように思います。メインヒロインがいないというのは元々が12股かけて…なナンパゲー企画の段階で突出した魅力を持ったキャラクターを入れるとシステムバランスが取れなくて困るといった要請から出たとも考えられますが、いかにも添え物数合わせニッチ向けなキャラクターを作って誤魔化していないという積極的な評価をするべきでしょう。(人気投票企画などをやればそれなりにばらつきは出るものですが…。)

 各キャラクターはおおよそ北から順に札幌、青森、仙台、金沢、横浜、名古屋、京都、大阪、広島、高松、福岡、長崎に配置されています。主人公は東京在住となっているので地域バランスもいろいろ考えられていることが伺えます。比較的知名度が高く特徴的な街を舞台にしようとした形跡が見られますが、一番近いところを横浜にしたので性格のかぶる神戸は外し関西は京都と大阪にしたのではないかとか、九州に二人置くためにどうするか迷ったのではないかとか、一人しかいない日本海側を金沢にしたのは都市規模としては新潟の方が大きいが東京からのアクセスが良すぎるのとキャラクターの特徴づけに有利だったからではないかとか、いろいろ想像の余地があって面白いです。ただ、福岡と長崎は登場するキャラクターが二人とも音楽系で誕生日が近く血液型も同じとか、京都と大阪が父親の転勤を理由に転居するにはかなり近い(JRの新快速で30分ですし、小学生の小遣いでは行けないような費用もかからない)ので絶望的な別れっぽい雰囲気にするにはちょっと微妙といった、部分的に見るとあらの見える部分もあります(私なら大阪と福岡のキャラクターを入れ替えますね)。全体的にはうまくバランスが取れていると思いますが。

 ”システム自体が強固なキャラクターが出来る構造”ですが、「陰の暮らし」って書けばわかる人には分かるよね…。構造的にこのゲームは必ずこれが出てくるので、ある程度しっかりしたキャラクターが出来なきゃ嘘といえば言い過ぎか。

 関係ないですが、これをきっかけに上記12都市全部巡ったって人も結構いるっぽかったですが、私金沢が通過したくらいで後はいくばくかの滞在時間を使っています。仙台、名古屋、大阪、広島、福岡なんか1年以上ずつ居住してるもんな…(他は青森が5泊位してて一番多い)。主人公君ほどじゃないがやたら転居してるってどうよ?

| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »